気が付いていなかったコト

c0039094_0275224.jpg先日、ある人と呑みに行った。

呑みに行く度に色々な話をするが、この人の話しは全て実体験に基づいており、噂話に類するものでも「~らしいよ」では終わらず、「~らしいんだけれど、私はこう思う」と自らの意見を明確にすると同時に「どう思う?」と見解を求められる。

そして、私の考えについて真剣に考え、次なる展開となる。
自然、こちらも通り一遍の返答ではなく、本気で答えなくてはならない。

最近耳につく、言い切っておきながら直後に「だと思います」といって自らの発言を和らげて責任回避するような言い方はしないし、こちらも出来ない。

そういうワケで、いつも時間が早回しで展開しながら重きを伴って過ぎてゆく。

今回も色々な話をした。波乱に満ちた経緯も知ることができた。
毎回知らなかった話題が出てくることもあって、「本当に波乱に満ちた経緯を経てきたのだなぁ」と思うと同時に、それがこの人の強さであり魅力の根源なのだという確信を高める。

めくるめく展開する時間の中で、不意に服の端をめくり、「こんなこともあった」と、薄らぎかけつつも残っている幾状かの筋見せてくれた。
今まで気が付いていなかったのだが、先日の早い段階で「ん?」と何故か目にしていた点であっただけに、もの凄く驚いた。

それを目にしたとき、何故か指で触れ、感じてみたい衝動にかられた。
しかし、言葉にできない怖さが心の中に生じて触れることはできなかった。
何より、「それが一体何の役に立てるというのか?」という思いが去来した。

結局、私の同意や同情というのは、好奇心の一端に過ぎない。
その挙句に通り一遍のコトばかり言っている自分の浅はかさを再確認した。

と、こういった一見すれば冷静や客観的のような印象を持つのも、私が自分本位の考え方の中に埋没している故なのだ。目の前にある現実を一般論に置換することで、逃避しようとしている。

そんなの、言い切っておきながら直後に「だと思います」といって自らの発言を和らげて責任回避するような言い方と同じだ。

Kodak DX6490 Digital Camera
Schneider-Kreuznach Variogon 38-380mm
Belichtungsautomatik

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by coopiecat | 2005-04-03 01:12
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