本を買うこと・本を読むこと

身には付かないが、とかく色々な本を購入して乱読する傾向がある。
最近購入した書籍は下記のとおり。(注:読了した訳ではない!)

●本の雑誌 10月 アカトンボきょろり号(本の雑誌社)
 読了後捨てきれないこともあって、あまり雑誌を読まないようにしているのだが、この「本の雑誌」は、ここ数年くらいか?最近読み続けている。色々な方が得意ジャンルで新刊から旧刊まで紹介されていて、興味ある分野はもちろん、今まで読んだ事が無い分野にも進出しようと思うきっかけになる。

●ワセダ三畳青春記(高野秀行・集英社版)←再読
 高野氏の作品は面白いと思う。有名なのは秘境を始めとするナゾの海外旅行系のものであるが、怪獣を追ってみたり、タブーとされる麻薬地帯に飛び込んでみたりと、明確な目的を持って旅立ち、常に現地の人々と直接接しているだけのことはある。そういう意味では、この作品は異色かもしれない。タイトル通り、ワセダという狭いエリアの中に存在する三畳間で青春を楽しんだ高野氏の経験が描かれている。私とは縁が無いであろう非日常的日常生活の中に、自身にも経験がある青春期の思いが巧みに織り交ぜてあり、深い共感を持つ。

●魔境アジアお宝探索記(島津法樹・講談社+α文庫)
 先の「本の雑誌」10月号で高野氏が紹介していた書籍。アジア各地で骨董品を収集して転売することが主題となっている。断言してしまうと問題あるのだろうが、骨董という時代を商品にしている商売には、高尚なフリをしつつ何かしらの後ろ暗さが感じられるものだが、島津氏は明確な意思を持ち、ドライかつ人間的に骨董と、それらを取り巻く品物に接している。何より、やはり情報と知識が裏付けされることで利き目が生まれることを感じる。

●スパイの世界史(海野弘・文藝春秋)
 主に第一次世界大戦から1990年代までの著名なスパイの紹介。表があれば裏がある。闇があるからこそ光は存在できる。時代を翻弄したのか、時代に翻弄されたのか判らない「スパイ」という存在。安直な表現だが、そこに悲哀と興奮を感じると同時に「結局のところ戦争や東西冷戦って何だったのだろう?」と思ったりもする。

●うおつか指南 世直し料理 作っちゃる!(魚柄仁之助・世界文化社)←再読
 朝日新聞夕刊「マリオン」に掲載された「食べちゃる!」に加筆修正したもの。同氏同出版社から「食べちゃる!」も出ている。私が具体的に食について再考したのは、魚柄氏の著になるところが大きい。北部九州弁で書かれている部分も多く、私には読みやすい。今まで読んだ同氏の著書に掲載されていた料理を多く試してみたこともあるが、しばらく料理に向き合う気力が無いので、同氏の書籍を読み直すだけの日が続きそうだ。

●米原万里「愛の法則」(米原万里・集英社新書)←未読
 2006年5月に亡くなられた、ロシア語通訳にして稀代のエッセイストであった米原万里氏の講演録集。通訳の必要から生じたのか、本人の意思であったのか、身につけていた多くの知識と経験から紡ぎ出されるエッセイは含蓄に富んでいて興味が尽きない。この書籍については未読なので何とも言えないが、明日から読み始める予定。

●世界を旅する単語集シリーズ 日本語・ウクライナ語 ウクライナ語・日本語単語集(阿部昇吉編著 オレナ・シェペレワ監修 国際語学社)
 初めてネット通販で購入した書籍。専門外である私が言うのは何だが、ウクライナ語関連の書籍は少なく、かつ安価に販売されているものは少ないので興味深い。何といっても監修者が私のロシア語の先生であるから、それだけで購入したようなもの。使う事があるのかは判らないが、機会があれば使いたい書籍。海外には興味が薄い私だが、ウクライナには是非行ってみたいと思っている。

とまぁ、最近はこんな感じです。
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by coopiecat | 2007-09-20 23:25
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