本を買うこと・本を読むこと 2

東京駅に向かう電車の中吊りで高野秀行氏の新刊を発見!
昨日書いて再読を思いたった「アヘン王国潜入記」(集英社文庫)が鞄に入っているにも関わらず、東京駅の書店に突進。といった感じでスタート。

●怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道 (高野秀行 集英社文庫)
 まさに「タイトル通り!」というのが実感。様々な人達との出会い、積極的かつ客観的な状況分析と行動。やはり高野氏の作品は面白いと思う。合計3時間で読了。繰り返しになるが、まさに「タイトル通り!」というのが実感。

●「トリプル・クロス」 上・下巻 (ブライアン・フリーマントル著 松本剛史訳 新潮社版)
 時間がかかかると思っていたのに、思わず短時間で読了してしまったため、次の書店に突入して求めた作品。フリーマントルの作品は「消されかけた男」の、いわゆる「チャーリー・マフィンシリーズ」と言われるものに始まり、「プロファイリングシリーズ」は読んだり読まなかったりであったが、「ダニーロフ&カウリー」シリーズへと連読を続けた。これはその最新刊に相当。ロシアとアメリカが舞台になっている。と、ここまでは読む前に判っている部分。これから読み始め。

●「ダライ・ラマ 科学への旅 原子の中の宇宙」 (ダライ・ラマ著 伊藤 誠訳 サンガ)
 ダライ・ラマ関連の書籍は見つける度に読んでいる状態。宗教と科学、一見すると相容れない内容に思えるが、その背景には共通するものが流れていることを感じる。宗教と科学、この関係を昇華することで得られる幸福が感じられる。もしかすると、それこそが真実の世界、理想の世界と感じられる。

●「数で考えるアタマになる! 数学オンチの治しかた」 (ジョン・アレン・パウロス著 野本陽代訳 草思社) ←再読&未読了&再読&未読了…(以下くりかえし)
 多分、読み終えるには相当の努力を要する事が想像される本。数字嫌い、理系コンプレックスという自分の事はさておき、「何でここまで数字で片付けようとするのか?」という疑問…を通り越して不快感すら・・・。内容には触れないが、例えば「誰かが誰かに遭遇する確率」という事は世界人口を基に算出するのだろうが、たとえ「何億分の一の確率」であったとしても、「何億文の一の確率で会えることは判っているのだから、それは偶然とは言えない」といったような論調が連続している。「事態に対して情緒や理性が発動され、考察を経て結果に到達する確率ってのも出るって言うのか?相手が居る場合は、例によって2乗だっけか?」などと叫び、不意に本を遠くに投げつけて(本に対して絶対そんなコトはしないが)、「判ったからって何になるのさ?」と言いたくなる。そもそも、「数学オンチの治し方」という姿勢が気に入らない・・・なんて言いたくなる。まったく!とはいえ、「そういう考え方もあるか」とか、「そういう割切り方もあるのね」という感心が多いのも事実。難しい本である。
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by coopiecat | 2007-09-23 21:54
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