肩のストラップ

「ほら、またズレた…」
「あ…」

首をかしげながら肩の方を見て、
右手の親指を紐の下にくぐらせて、
指を肩の上まで滑らせると「パシッ」という軽い音を立て、位置を元に戻している。

「それ、何とかならない?」
「何かね、いつもこうなるんだよね」

「どうにかしなよ。無駄にドキドキするよ。」
「そうだね。でも、ムズカシイや。」

「肩の形が馴染まないのかね?」
「そうかも。出っ張りとかあるからかな。」
「出っ張り?」
「さこつ…とか…」

歩いている時にも大きく揺れたり、小さく揺れたり。
いつの時にも留まる事は無い。
こちらは、その都度気になって仕方が無い。

電車に乗る。
電車の振動に合わせてユラユラと揺れるのが見てとれる。
線路の継ぎ目にあわせ、リズミカルな振動で上下に揺れている。

混雑して押されまくる。
肩をすくめ、守るように身体の前で腕を組まれると、否応無しに前に突き出てくる。

「あのさ…当たってるって…」
「大丈夫だよ」

「いや、私は何とかなるにしても他の人がさ…」
「大丈夫だって」

「周りに子供とか居たらさ…」
「その時はちょっと考えるかな」

「これって大きいからズレるのかなぁ?」
「いや、大きさは関係無いんじゃない?」

「短くしてみるとかどうよ?」
「キュウクツでイヤ。」

「斜めにするやつとかあるじゃない。」
「ますますキュクツ!」

「ストラップ、太いのにするとかどうよ?」
「それはイヤ。いかにも!って主張しているみたいで格好悪い。」

「試したことあるの?」
「刺繍してるのとか、色々あるじゃない?あぁいうのすると好奇の目を向けられたり、話し掛けられたりするから絶対イヤ!シンプルなのが一番!!」

「そうかねぇ。」
「そういうもの。」




ということで、私はストラップには「肩当」があった方が良いと思います。
カメラもレンズも無事に保護できるし、周囲にも迷惑かけないし。

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by coopiecat | 2007-11-14 22:40 | ははは!
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