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とあるイメージ

先日のこと、私の友人が鍾乳洞に行った折に「自然に出来たとは思えない!」というメールを送信してきてくれました。

受信の刹那にイメージを得て、「ふふふ…あれは自然に出来たモノではナイのだよ」と返信をしてしまいマシタ。

そのイメージとは…

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そのむかし、鍾乳洞の中には龍が住んでいました。
小さな龍から大きな龍まで、たくさんの龍が日本中に住んで人々と仲良く暮らしていました。

ところが、ある時から人々には龍が見えなくなりました。
「かがく」や「ちしき」というのが人々に浸透した時からです。

それからというもの、人々は鍾乳洞に行っても龍が居ないと思うようになりました。
自分達が龍を見ることができなくなった事に気が付かないまま。

龍はとまどいました。
僕はここに居るのに…きっと何か悪い事をして嫌われてしまったんだ…。

龍は悲しみました。深く深く悲しみました。
その嘆きは轟く雷になり、涙は大粒の雨になって空から降り注ぎました。

すさまじい雷と大雨に人々は驚きました。
そして、ちょっとだけ龍の存在を思い出し、水の神とあがめるようになりました。

でも、龍は神様になんてなりたくないのです。
皆と一緒に楽しく生活したいと思っているだけなのです。

さて、龍は丈夫な鱗、4本の足といった爬虫類の特徴を持っています。
おそらく変温動物に属すると思われます。

外気温が高まる時期になると龍も活動を再開します。
嘆きは春雷に、涙は春雨となるのです。

外気温が高まって活動も活発になると、龍は誰も話をしてくれなかった悲しみに耐えられずに、一日の終わりに大変嘆き悲しみます。
それを人々は夕立と呼んでいます。

秋になって外気温が下がってきます。
すると、龍の活動も低下して、寂しかった一年を思い出しては流す涙が秋雨になってさめざめと降り注ぎます。

冬の間、寒さに閉ざされた龍の悲しみは時雨となり氷雨となります。
更には多々の種類の雪となって降り積もったりするのです。

このように、「かがく」や「ちしき」でも龍が居ることを証明できるのです。
そこに龍が居るのはホントなんだから、見えないのなら感じれば良いのです。

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と、こんな感じのモノでした。
by coopiecat | 2008-03-09 18:45 | 天使
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