夢の商店街

ふつうの家の合間合間に現れる、以前流行ったアンティークショップのような店、コインランドリー、タコ焼き屋さんに駄菓子屋さん。
子供から老人まで、色々な人が歩いたり買い物をしていたり。

これは「私の夢の中の下北沢」のいつもの風景。
時間帯はいつも夕方から夜の入りの時間。

初めてではない道なのだが、目の前に初めて見る店が現れる。
古いつくりの店で、引き戸の上の看板は白地。左端にピスタチオの絵が書いてあり、太い筆文字で「ピスタチオ専門店」とまで書いてある。

これが築地で、鰹の絵が書いてあって「かつをぶし専門店」なら何の不思議も無いが、下北沢(夢の中の。だが)で「ピスタチオ専門店」というのが何とも不思議。

「はて?」と思いながら店内を覗いていると、不安気な様子でこちらを見ている店のご主人と奥さんらしい人達とガッチリ目があってしまう。

ガラガラっと引き戸を開けて店内に足を踏み入れると、ご主人と奥さんが「あぁ、良かった。入って来ないかと思いましたよ」と言って嬉しそうに迎え、お茶を頂く。

ストーブの火のにおい。ヤカンが立てるシュワシュワという音と蒸気のシットリ感。
白熱電球のような色温度の室内照明。

目の前の棚は升目に区切られていて、色々な種類のピスタチオ。もちろん升目にはスコップのようなものが刺さっている。
殻が付いたものもあれば、剥いてあるのもあり、更に渋皮(?)を取ったものもは何となく判るが、もっと細分化されていて価格帯も幅広いようだ。

壁の棚の上にはピスタチオが詰まったガラス瓶が並んで明かりを反射している。
左側の壁面の棚には、一辺が3~4センチの三角錐をした「おかき」がガラス瓶に入って並んでいる。塩味のもの、醤油味のもの、あとは何だろう?海苔がはりついている形状はおにぎりに似ているが、あれは明らかに「おかき」である。

老齢のご主人と奥さんと何か話をしていたが、不意にそこで終了。
夢だからといって何が起きるわけでもなく、何かを暗示しているのかも判らない。ほんとうに、ただの夢。な感じ。

「夢の中の下北沢」を彷徨った翌日、もしくは一週間以内に必ず見る夢がある。
2つあるのだが、これも古い商店がらみの夢。

ひとつは時計屋さん。もう一つは写真屋さんというか、昔ながらのカメラ屋さん。
いずれの店舗も私の好きなタイプの時計とカメラが棚に沢山並んでいて、やはり老齢の店主と奥さんが店に居り、色々な話しをする。

どの店にも入るのだが出ることは無い。
そして、またある時夢が始まり、それらの店を訪れる。
そんな夢の中の商店街が私の中に存在している。
[PR]
by coopiecat | 2008-04-30 20:38 |
<< 写真はむずかしい! 好きなレンズ >>