2007年 05月 24日 ( 1 )

しゅぷりーむ

c0039094_0251994.jpgこの度手にする機会を得た「ハッセルブラッド・シュプリームワイドアングルカメラ」こと「ハッセルブラッドSWA」について、遅ればせながら個体調査をしてみる。

といっても、単に製造番号を見るダケだが。

ハッセルブラッドのボディに刻まれている製造番号の頭には「VHPICTURES」のいずれかのアルファベッドが刻まれており、それぞれ「1234567890」に対応していて、それが製造年の下二桁を指す。この番号は、創業者ビクター・ハッセルブラッド(Victor Hasselblad)氏が写真(Picture)好きだったコトにまつわるという素敵な由来を持っている。

今回の「SWA」の製造番号は「CI1091」だから1954年製。というコトは、「SWA」発売年の製品。「SWA」の製造は100台前後で製造番号は1000から始まるという説に即せば、最終期の製品というコトになる。

100台で製造が終了して後継機に移行したというコトは、「量産試作的要素を持つ機体」といえば聞こえは良いが、端的に言えば「問題を抱えていた機体」とも言える。事実、レンズの取り付け部がユルむことは有名。その結果、これまた一説によれば現存する個体は数十台(もとが100台だとすれば1台減っても数十台だが…)と考えられている。

さて、今回の「SWA」は外観こそスレているがレンズは奇麗。これは正しく存分に使用された証。しかも、私が手にする直前にも銀座の有名修理店でメンテナンスされている。

よく頑張ったね。おつかれさま。
これからゆっくり過ごしていこうね。

そんな気持ちになる。
[PR]
by Coopiecat | 2007-05-24 00:26 | カメラ/写真