2008年 02月 29日 ( 1 )

写真展に行ってきました 2008-02-29

c0039094_2172730.jpgチェコ大使館併設の文化施設「チェコセンター」(東京・広尾)で3月21日まで開催されている「無防備で憂いただよう建築」という写真展のオープニングパーティーに参加してきました。

この展示概要について、チェコセンターのホームページ(http://www.czechcentres.cz/tokyo/novinky.asp?ID=7356)から紹介文を抜き出してみると。

「この展覧会は大きな成功を収めたテレビ番組シリーズ Šumná města が元になっている。番組監督ラドヴァン・リプスと建築家ダヴィット・ヴァーヴラが色々な場所の建築遺産を訪ね、紹介するという番組である。彼らは一般的な建造物、例えば、お城、宮殿、要塞、ゴシックやバロックの教会や祭壇、可愛くて心地よい建物などは取り上げない。ここ何年も誰にも関心を持たれていたなかったような19、20世紀の建造物や、問題を抱えていたり、荒廃していたりするような都市計画を廻るというテーマを掲げている。」

というコトです。
この文章と展示タイトルから、どのような展示を想像されるでしょう?

私は、シンミリとした、ズッシリ重たい展示というイメージ。
日本の番組で言えばNHKの「新日本紀行」のようなイメージを抱いていました。

c0039094_2181982.jpgしかし、チェコ大使挨拶の後にラドヴァン・リプス氏とダヴィット・ヴァーヴラ氏が招かれ、番組名「Šumná města 」が紹介されると、来場していた多くのチェコ人が喜んでいる気配。
有名な人だからか?と思っていたのですが、どうも違う雰囲気が…。

最初に挨拶されたラドヴァン・リプス氏は「チェコっと」(←チェコ大使館推奨のジョーク)ゲーリー・オールドマンに似た感じで、硬めの内容を静かな口調で語る姿は素晴らしいものがあり、まさに「無防備で憂いただよう建築」を語るにふさわしい雰囲気でした。

かたやダヴィット・ヴァーヴラ氏が話し始めると、どうにも言っている事が面白すぎる!チェコ人も大喜び。途中で「チェコ風の中入りで、展示品にも書いてある詩を朗読します」といって朗読したかと思うと、最後に「まだ国外に自由に出られなかった20数年前の頃、アジアをイメージした曲を団員のために作ったことがある」と言って曲を披露するとのこと。

「あぁ、やっぱチェコは旧共産圏だからなぁ」といった思いで見ていると、披露された曲はビミョウなテーマというか…いや、社会批判とかではなく、民族的な揶揄でもなく…翻訳に困る内容の歌だったようで。

挨拶もひとしきり終わり、サンドイッチやチェコビールなどを頂いている間に会場でガサガサと椅子等を設置している気配。
ビデオ上映が開始されるようで、楽しみに席について「Šumná města を上映します」という挨拶されると、またもチェコ人の方々が大喜び。やはり有名な番組らしい。

始まってみると、途端に「プンワカプンワカ♪」とユル~い曲が流れてヴァーヴラ氏がラクダに乗って登場!

なんだこれ!!
どうやら、「新日本紀行」的な重たいドキュメントではなく、コミカルなドキュメント。
はぁ…そういうことだったのか…。

番組上映後の質問も大変活発で、20:30分に終了の予定が21:30頃に終了。その質問と回答もチェコ人の人柄を知ることが出来たような面白いものでした。

その後、オナカを空かせた私と友人は、オープニングの感想をサカナに、食事とオサケを楽しみました。いやはや、楽しかった。

あ、写真展そのものについてですが、いわゆる「写真展」というのとは少々異なります…キャプションはチェコ語、ドイツ語、英語で表示されていますが、多分日本語のレジュメ(解説)が会場に設置してあるので、それを手にとって鑑賞して下さいまし。
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by coopiecat | 2008-02-29 21:05 | カメラ/写真