カテゴリ:カメラ/写真( 81 )

写真展に行ってきました 2008-04-17

何かと忙しい日々が続く昨今ですが、大丸東京店の大丸ミュージアムで開催中の「20世紀の巨匠たち 美を見つめる眼 社会を見つめる眼」を観てきました。

この展示、必見です。
出展作品作家は下記の通り

マン・レイ(1890~1976)
エドワード・ウエストン(1886~1958)
ウイン・バロック(1902~1975)
アンセル・アダムス(1902~1984)
アービング・ペン(1917~)
エルンスト・ハース(1921~1986)
ロバート・メイプルソープ(1946~1989)
ウイリアム・クライン(1928~)
ロバート・キャパ(1913~1954)
アンドレ・ケルテス(1894~1985)
ヘルムート・ニュートン(1920~2004)
アンディ・ウォーホル(1928~1987)
ルイス・ハイン(1874~1940)
W.ユージン・スミス(1918~1978)

定番の作品の羅列じゃない?という意見もあるでしょうが、そこがポイント。
これだけ定番の作家達の定番作品を一堂に観る機会は極めて稀だから。
どうしても専門的になってしまう美術館では成立し難い作品展だからこそ、貴重な展示会です。

素朴に「写真作品って?」と思った時に広げる「写真の歴史」系の本に載っている作品が、大半はオリジナルプリントで観られるというのは本当に有難いこと。

「とりあえず観ておく」といった感じでも良いから、是非とも観ておきたい展示です。

また、デパートの展示というと、どうしても「?」な展示だったりする事が多いのだけれど、今回の展示は充分に企画から展示作品と順番まで煮詰めてある内容なので安心。

加えて、日本の美術館が多くのオリジナルプリントを収蔵している点も驚き。
海外等で観てきたオリジナルプリントとは違うオリジナルプリント(ややこしいけれど、オリジナルプリントにも色々な種類があるのデス)を楽しむという鑑賞法も有。

写真を知っている人にはもちろん、写真を知らない人達にも観てほしい展示です。

「20世紀の巨匠たち 美を見つめる眼 社会を見つめる眼」
2008年4月3日(木)→21日(月)
大丸東京店10階 大丸ミュージアム
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/tokyo/20seiki_tokyo_shosai.html
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by coopiecat | 2008-04-18 21:38 | カメラ/写真

久々の現像

久しぶりにフィルム現像をする。
120が10本で135が6本…だっけか?

これだけの量なので、タンク現像ではなく深バットに現像液を満たし、全暗室状態にしてリールに巻いて現像をする。

フィルムを巻くのに1本あたり1分程度
現像時間はD-76を1:1稀釈で8分程度
定着時間は水1リットルに対して30ミリリットルの酢酸で1分程度
定着は1分経過した時点で部屋を明室に

それを数回繰り返す

現像~定着の1分までの15分程度、色々な事を考える。

3歳の時、自分のカメラを手にした時のこと

小学3年の時、本格的(?)に写真を意識したこと

初めての一眼レフカメラ

ファインダー越しに見た好きな女の子

初めて自分でフィルム現像した時の感激

お世話になった沢山のカメラ屋さんの人達

高校の部活の仲間と顧問の先生方

初めて入選した作品

入選した作品を病院のベッドで見て「写真も良いが、勉強もしろよ」と言った祖父の姿

写真雑誌で名前だけは見ていた写真学科の仲間との出会い

亡くなった恩師と交わした言葉

夜光時計の秒針が進むたび、次々に色々な情景が展開する。

その情景を中断するかのように現像時間が終わり、部屋を明るくする。

水洗まで待ちきれなくて定着用のバットの中でフィルムをほどき、撮影したカットを確認する。

忘れていた情景
毎回撮ってしまう情景

もう会うことが無いだろう人の笑顔
いつも会う人の笑顔

行くことが無いだろう場所
よく行く場所

すごく奇麗な仕上がり
とても使えないカット

確かに自分がそこに居たことを感じる。
そこに戻れる。

「写真は瞬間を切り取る」なんていうけれど、それは本当であってウソ。
時間が濃密に凝縮されている。

そうそう、「ニューシネマパラダイス」の最後のシーンで、今までカットされていたシーンの繋ぎ合わせを見るじゃない?

あんな感じ。

多分、プリントする時にも同じようなことを思い出す。

こんなに沢山の時間を手にしてしまった私はどうすれば良いのだろう??
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by coopiecat | 2008-04-11 01:15 | カメラ/写真

たまには?カメラの話を。(笑)

c0039094_23252062.jpg私にとって何とも魅力的な書籍、「PRAKTISIX BUCH」(正式にはDas Praktisix-Buch)がドイツより到着しました。

発行所はFOTOKINOVERKAG(日本語訳すると写真映画出版)で、発行年は1964年。
1964年といえば日本では東京オリンピックですが、「プラクチシックス」を製造していたVEBカメラ&キノヴェルケがVEBペンタコンに組織改変される年でもあり、「プラクチシックスⅡ」の発表を近々に控えている頃です。

この書籍は大変興味深いもので、使用写真に初期型~後期型の「プラクチシックス」が混在していて「KW」のファインダーを持つ個体の写真やら何やらが掲載されているのはもとより、写真では「Carl Zeiss Jena Biometar」とシッカリ書いているにも関わらず、文章は西側向けに「Jena Bm」だったり、レンズ周囲に明らかにエアブラシで「Jena Bm」と書き込んでいたり。

その他にも、現像液やフィルムの項目ではアグファ(AGFA)が丁寧に解説されていたりして、これには心打たれるというか、何とも言えない気分になりました。

というのも、アグファが拠点としていたヴォルフェン(Wolfen)は連合軍の割譲で東独領になったけれど、西側でもアグファが設立された結果、ある時期は東独・西独の双方でアグファのフィルムが製造されたという事態に。

これはツァイス(Zeiss)と同様の話な訳で、1950年代には東西アグファも東西ツァイスも交流・共存していた訳です。

しかし、時を経るにつれて東側ツァイスは西側市場で「Zeiss」の名前が使えなくなったし、東側アグファは会社そのものの名称変更を余儀なくされた結果、「オリジナル・ヴォルフェン(Original Wolfen)」に変更して、商品名を「オルヴォ(ORWO)」にした。

西側&連合軍主導で行われたツァイスの分断については「東ドイツカメラの全貌」でリチャード・クー氏が指摘してもいるのだけれど、更にアグファの事例を思うと、何で西側主導…というか、連合軍主導で一方的に物事が進められてしまったのだろう?と思わずにいられなかったり。

これはイデオロギー的な事を抜きにして、「なんかさぁ…」な感じなワケですよ。
ドイツ人はどう思っていたんだろう??

そう思いながら目を通している(あくまでも「読む」ではナイ)と、東西陣営に気を遣ったりしながら、適度にゴチャゴチャにして「にやり」としているような姿が感じられたり。

と、そんなコトを考えてみたりしたのでした。

追記:この新たな書籍入手に伴い、また、御協力頂いた資料等をふまえhttp://praktisix.comの更新を行いました。お時間のある時にでも御笑覧下さいまし。
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by coopiecat | 2008-04-01 23:59 | カメラ/写真

作品展の紹介!

私の知り合いのボタン作家であるSajiさん(http://www.sa-ji.com/index.html)と、イラストレーターのModzuさん(http://www.modzu.net/modzu/index.html)が、十条のカフェギャラリーリトルコ(http://homepage2.nifty.com/littleko/index.html)で開催されている『布巾と雑巾1』(3/20:木~4/1:火)に出展中です。

是非ともよろしく御願い申し上げます。

かくいう私は、まだ行ってナイんだけれど・・・(>_<)
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by coopiecat | 2008-03-25 01:42 | カメラ/写真

もうひとつ他国のネタ

隣国ロシアにおかれまして、このたびプーチン氏の後任となられたメドベージェフ氏はへヴィメタ(ブラック・サバスらしぃ)がお好きらしいデス。

それもさることながら、メドベージェフ氏は写真を撮るのがお好きなようで。
となると、気になるのはカメラよね。

年齢的に考えると…

スメナ→ゼニット(Eやら11やら…?16なんてステキ!)→キエフ(6やら8やら)・・・
なのかなぁ?

それでもって、高校トカで写真部に在籍している時に、先輩から「オートなんて!」とか言われたりしたのかなぁ??

今後のロシアの政局より、そっちの方が気になってしまいまする。

いや、日本の写真産業としてはウカウカしてられナイか?

だって、自前でロケットを飛ばせる実力を持っているんですもの。
「ゼニットD2」なんてフルサイズのディジタル一眼レフカメラを製造するかもしれませぬ。
(マウントはゼニット7スピゴットマウントを廃してK?それともM42??)

う~む…

メドベージェフ氏におかれましては、公務多忙とは存じますが、是非とも日本で写真展を開催していただき、その折には銀座、新宿、中野周辺を御案内いたしますので、我々日本国の写真好き、カメラ好きと親しく言葉を交わす機会を与えて頂ければ幸いに存じます。
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by coopiecat | 2008-03-18 22:03 | カメラ/写真

ローライが無ければライカを!

調理をしている時にイメージが降ってきました。

「ローライが無いならライカを使えば良いじゃない」

いえ、「フォーマットが云々」という話ではありませぬ。ストラップのことです。

c0039094_2202681.jpgローライフレックスは独特のストラップ金具を採用しており、最近ではストラップの入手に困難を感じている方が少なくありません。

また、専用ストラップを用いても、その革紐自体の経年変化に伴う強度に不安を感じたり。

そこで「パンが無いならケーキを…」ぢゃなかった、「ローライが無いならライカを」なのです。


c0039094_2205526.jpgライカも独特のストラップ金具を採用していますが、この金具をローライのストラップ受けに通せば良いのです。


c0039094_2211914.jpg最初は「通るのか?」といった疑問も生じたのですが、実験してみると何の問題もナシ!
しっかり受け止めてくれるのデス。

ローライ専用ストラップでお困りの方、是非ともライカのストラップをオタメシあれ!!
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by coopiecat | 2008-03-15 02:26 | カメラ/写真

写真展に行ってきました 2008-03-14

先日は表参道画廊(http://www.omotesando-garo.com/)で開催されている、私の同級生でもある写真家、岡本真菜子さんの写真展「愛着/リメンバー」(開催期間: 3月10日-15日)のオープニング、そして、今日は東京都写真美術館(http://www.syabi.com/index.shtml)で開催された「シュルレアリスムと写真・痙攣する美」と「マリオ・ジャコメッリ展」(共に3月15日-5月6日)の内覧会に足を運びました。

仕事柄、オープニングパーティーや内覧会といったものに足を運ぶ機会があるのですが、これは面白くもあり、気が張る時もありの独特の世界があります。

面白いのは、普段は静かな環境である展示場や美術館が賑やかであること。「鑑賞せねば!」という気負いもなく、あくまで気楽に。時にはおしゃべりしながら作品鑑賞をすることが出来る。また、担当学芸員の方や作家さんと親しく話しができること。

気が張るのは、誰に会うか判らない。というよりも、誰かしら知った顔に出会うということ。これは色々な意味での緊張があります。

と、これは内輪のオハナシ。

岡本真菜子さんの写真展「愛着/リメンバー」は「今時の写真」とでも言うのか、いかにも岡本さんらしい写真世界が展開しています。

それでいて「オシャレ」だなんて微塵にも考えていないところが素晴らしい。彼女が見たモノ、感じたモノを撮影したんだなというのが感じられます。

もし、会場で岡本さんを見かけたら、ちょっと話しをしてみると良いでしょう。そうすると、作品が見えてくるかもしれません。

「シュルレアリスムと写真・痙攣する美」展は、いわゆる「名作」と呼ばれる作品群が目に出来るということもありますが、現在ではコンピュータグラフィックや画像処理で割合容易に出来るものを銀塩でやったことの意味、その根底にある、単なる興味本位ではない思想を体感できる展示だという印象を得ました。

「マリオ・ジャコメッリ展」は、ポスター等にも使用されている「雪の日に遊ぶ神学生」の写真が最も知られているでしょう。
そして、その作品群を見ると、マリオ・ジャコメッリは「時間」や「生と死」(これも時間と考えられます)について考えていたんだなぁ。という印象を受けました。

余談ではありますが、東京都写真美術館での作品鑑賞はムズカシイものがあります。それは展示会場の順番。

つまり、どうしても先に観た展示のイメージを後に観た展示に反映させてしまう可能性が高いということ。

そういう意味では、一度館内の喫茶店やソファーで心身ともに休息を得て、頭の中をリセットしてから作品鑑賞に移るのが良いと思います。
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by coopiecat | 2008-03-14 23:59 | カメラ/写真

写真展に行ってきました 2008-02-29

c0039094_2172730.jpgチェコ大使館併設の文化施設「チェコセンター」(東京・広尾)で3月21日まで開催されている「無防備で憂いただよう建築」という写真展のオープニングパーティーに参加してきました。

この展示概要について、チェコセンターのホームページ(http://www.czechcentres.cz/tokyo/novinky.asp?ID=7356)から紹介文を抜き出してみると。

「この展覧会は大きな成功を収めたテレビ番組シリーズ Šumná města が元になっている。番組監督ラドヴァン・リプスと建築家ダヴィット・ヴァーヴラが色々な場所の建築遺産を訪ね、紹介するという番組である。彼らは一般的な建造物、例えば、お城、宮殿、要塞、ゴシックやバロックの教会や祭壇、可愛くて心地よい建物などは取り上げない。ここ何年も誰にも関心を持たれていたなかったような19、20世紀の建造物や、問題を抱えていたり、荒廃していたりするような都市計画を廻るというテーマを掲げている。」

というコトです。
この文章と展示タイトルから、どのような展示を想像されるでしょう?

私は、シンミリとした、ズッシリ重たい展示というイメージ。
日本の番組で言えばNHKの「新日本紀行」のようなイメージを抱いていました。

c0039094_2181982.jpgしかし、チェコ大使挨拶の後にラドヴァン・リプス氏とダヴィット・ヴァーヴラ氏が招かれ、番組名「Šumná města 」が紹介されると、来場していた多くのチェコ人が喜んでいる気配。
有名な人だからか?と思っていたのですが、どうも違う雰囲気が…。

最初に挨拶されたラドヴァン・リプス氏は「チェコっと」(←チェコ大使館推奨のジョーク)ゲーリー・オールドマンに似た感じで、硬めの内容を静かな口調で語る姿は素晴らしいものがあり、まさに「無防備で憂いただよう建築」を語るにふさわしい雰囲気でした。

かたやダヴィット・ヴァーヴラ氏が話し始めると、どうにも言っている事が面白すぎる!チェコ人も大喜び。途中で「チェコ風の中入りで、展示品にも書いてある詩を朗読します」といって朗読したかと思うと、最後に「まだ国外に自由に出られなかった20数年前の頃、アジアをイメージした曲を団員のために作ったことがある」と言って曲を披露するとのこと。

「あぁ、やっぱチェコは旧共産圏だからなぁ」といった思いで見ていると、披露された曲はビミョウなテーマというか…いや、社会批判とかではなく、民族的な揶揄でもなく…翻訳に困る内容の歌だったようで。

挨拶もひとしきり終わり、サンドイッチやチェコビールなどを頂いている間に会場でガサガサと椅子等を設置している気配。
ビデオ上映が開始されるようで、楽しみに席について「Šumná města を上映します」という挨拶されると、またもチェコ人の方々が大喜び。やはり有名な番組らしい。

始まってみると、途端に「プンワカプンワカ♪」とユル~い曲が流れてヴァーヴラ氏がラクダに乗って登場!

なんだこれ!!
どうやら、「新日本紀行」的な重たいドキュメントではなく、コミカルなドキュメント。
はぁ…そういうことだったのか…。

番組上映後の質問も大変活発で、20:30分に終了の予定が21:30頃に終了。その質問と回答もチェコ人の人柄を知ることが出来たような面白いものでした。

その後、オナカを空かせた私と友人は、オープニングの感想をサカナに、食事とオサケを楽しみました。いやはや、楽しかった。

あ、写真展そのものについてですが、いわゆる「写真展」というのとは少々異なります…キャプションはチェコ語、ドイツ語、英語で表示されていますが、多分日本語のレジュメ(解説)が会場に設置してあるので、それを手にとって鑑賞して下さいまし。
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by coopiecat | 2008-02-29 21:05 | カメラ/写真

写真展が始まります

とはいっても、私が写真展を開催する訳ではありませぬ。(笑)

私の知人の方が主催するボランティア団体Kapatid(カパティ・http://www.kapatid.org/jp/)が主催した「2006年フィリピン体験学習旅行(スタディツアー)」に参加した学生メンバー有志が企画した写真展が開催されます。
『自分たちが出会ったフィリピンを多くの人々に知ってほしい!』との気持ちからスタートした企画で、現地在住アメリカ人写真家エド・ガーロック氏の作品を展示しています。

微力ながら、私も協力した展示でございます。
御時間ありますれば是非ともお運びください。

詳細はこちら
↓ ↓ ↓
http://www.kapatid.org/jp/photo/index.html
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by coopiecat | 2008-01-21 21:56 | カメラ/写真

HP←ひうれっと…ではなく

コソっと作ってみました。
でも、まだまだ修正必要箇所が沢山。
試験運用的感覚で御願い申し上げます。

http://praktisix.com
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by coopiecat | 2008-01-10 01:28 | カメラ/写真