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揃いました!

念願の「ハニメックスプラクチカ66」(HANIMEX PRAKTICA 66)が到着し、とうとう「プラクチシックス」(PRAKTISIX)から「ペンタコンシックスTL」(PENTACON SIX TL)まで全機種揃いました!

というコトで、各機種紹介に入りまっす!!

揃いました!_c0039094_22461083.jpgプラクチシックス(PRAKTISIX)のタイプ1と私が分類しているものにプリモター(Primotar)を装着したもの。
VEBカメラヴェルケ・ニーダーゼトリッツによって1956(昭和31)年製造。


揃いました!_c0039094_22464579.jpg同じく、プラクチシックス(PRAKTISIX)のタイプ1と私が分類しているものにテッサー(Tessar)を装着したもの。
VEBカメラヴェルケ・ニーダーゼトリッツによって1956(昭和31)年製造。


揃いました!_c0039094_2247191.jpg続いて、プラクチシックス(PRAKTISIX)のタイプ2と私が分類しているものにビオメター(Biometar)と、KW製の集光レンズ未装備のペンタプリズムを装着したもの。
タイプ1とタイプ2の変更時期は1961(昭和36)年頃と思われる。
1959(昭和34)年にVEBカメラヴェルケ・ニーダーゼトリッツはVEBツァイス・イコン・ドレスデンに合流し、VEBカメラ&キノヴェルケに改称。


揃いました!_c0039094_22485027.jpgプラクチシックスⅡ(PRAKTISIX Ⅱ)。
FP、Xの2箇所のシンクロ接点を持ち、補正レンズを装備した本格的なペンタプリズムが準備された。
1964(昭和39)年にVEBカメラ&キノヴェルケからVEBペンタコン(VEB Pentacon)と改称された時期の製造。


揃いました!_c0039094_22492299.jpgプラクチシックスⅡA(PRAKTISIX ⅡA)。
板バネ式だったフィルム押えが引き出し式に改められた。
1966(昭和41)年のライプツィヒ・メッセで初登場。製造台数が少ないとされる。


揃いました!_c0039094_22495870.jpgペンタコンシックス(PENTACON SIX)。
1966(昭和41)年10月のフォトキナに登場。
フィルム巻上げ量検知ローラーが追加され、フィルムカウンター部に改良が加えられ、カウンターは自動復元。220フィルムに対応。


揃いました!_c0039094_22503381.jpgハニメックス・プラクチカ66(HANIMEX PRAKTICA 66)。
オーストラリアに本拠地を持つハニメックス(HANIMEX)が代理店となり、1970(昭和45)年頃に米国で展開した製品。単なるOEMではなく、ケーブル脱落防止ストッパを装備されたX接点とFP接点の2箇所のシンクロソケットを設けていることが特徴。


揃いました!_c0039094_2251773.jpgペンタコンシックスTL(PENTACON SIX TL)初期の製品。
「ペンタコンシックス」用TTLプリズムファインダが1968(昭和43)年のフォトキナで発表され、資料によっては「ペンタコンシックスTL」は翌年の発売とされる。過渡期の製品。TLの文字が下段に加筆されているのが特徴。


揃いました!_c0039094_22514113.jpgペンタコンシックスTL(PENTACON SIX TL)。
手元にあるペンタコンが発行した「ペンタコンシックスTL」のカタログには1970(昭和45)年に印刷されたと思しき印刷番号が記されているので、この時期には一行で刻印されるようになったものと考えている。


揃いました!_c0039094_2252162.jpgペンタコンシックスTLs(PENTACON SIX TLs)。
このカメラはチェコのパスポート撮影用に1984(昭和59)年頃に製造された「ペンタコンシックスTL」の特別仕様という説が広く言わる「ペンタコンシックスTL」の派生モデル。
撮影画面サイズは40×42ミリ。内部機構にも変更が加えられ、巻き上げレバーはシャッタ機構とフィルムカウンターに連動しているが、フィルム巻上げには連動していない。そのため、フィルム巻上げはカメラ下部のノブで行う。背面に空けられた赤窓は「1」を出す時のみ使用し、後はローラーが検知したフィルムの送り量で自動巻止めを行う。

以上!! ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
by coopiecat | 2007-07-20 22:53 | カメラ/写真
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